今週 の レ シ ピ |
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旬を大切に、毎年、その時期に漬けましょう!!
●らっきょうの甘酢漬け
◎塩漬け
[材料] -下処理済みらっきょう2kg分-
・らっきょう 2kg あら塩 400g(らっきょうの重量の5%) [作り方]
- 根や茎が切られている下処理済みのらっきょうを、さっと洗い、盆ザルに広げて水気をよく切る。
下処理済みのらっきょうを洗う 盆ザルに広げて水気を切る
- らっきょうの重さをはかりその重量の5%のあら塩を用意する。
- ボールにらっきょうを入れて、はかったあら塩をもむようにしてなじませ、1日おく。
あら塩をかける あら塩を手でよくもみこむ 盆ザルに広げて一日おく
- 塩が引き出したらっきょうの水気をざるにあけて切る。
- 熱湯にさっと通し、盆ザルに広げ、表面に水気がなくなるまで乾かす。
塩水を切る 熱湯を通してざるにとる 盆ザルに広げてよく乾かす
◎甘酢漬け
[材料] -塩漬けらっきょう800g分-
・らっきょう 800g ◎甘酢 酢 2カップ 砂糖 100g みりん 1/3カップ 水 1/3カップ 赤唐辛子 2〜3本 [作り方]
- 耐酸性(ホウロウ製かステンレス製)の鍋に甘酢の調味料を入れて一煮立ちさせて、火からおろして冷やす。
- 保存容器に塩漬けのらっきょうを入れ、かぶる程度に甘酢を注ぎ入れる。
甘酢を一煮立ちさせる 冷やしてから、らっきょうの容器に注ぐ
- 冷暗所か冷蔵庫で保存し、時々容器をゆすって、甘酢の濃さを上下均一にする。
[食べ頃・保存]
- 10日〜2週間でつけあがるが、おいしい食べ頃は1カ月後くらいから。
- 冷暗所か冷蔵庫で約1年間保存可能。
- 長く置くと、色が褐色になり、柔らかくなっていく。
ポイントはここ
- らっきょうを水洗いした後、さらに熱湯にさっと通した後、必ず盆ザルに広げて、水気をよく切り、乾かしてください。
- 甘酢を作る鍋は「耐酸性」のもの、ホウロウ聖、ステンレス製、またはフッ素樹脂加工ものを用意します。
- 保存容器は、耐熱・強化ガラス瓶、または陶製の容器。
- 保存容器は消毒しておきます。鍋に水を入れ、きれいに洗った容器を入れ、火にかけ、沸騰したら、1〜2分おき、熱湯から出して、冷やします。くれぐれも、やけどしないようにご注意ください。
- 甘酢が少ないようなら作り足してください。そのさい、調味料の割合は守ってください。
ちょっと一言
- 10年ほど前に101歳で亡くなった大叔母が、40年くらい前だったと思いますが、栽培したらっきょうを塩漬けにできるように下処理をして、たくさん持ってきてくれました。さすがに80歳を過ぎてからは「らっきょう、取りにおいで」と言われ、土の付いたのをもらってきて、根と茎を切り、皮をむき、下処理をしました。手間のかかる作業に、いつも大叔母に感謝していました。
大叔母は85歳過ぎたころに子供と同居するために上京。それからは近所の八百屋さんに注文して「土付きのらっきょう」を買っていました。ところが、5,6年前から、袋入りの「洗いらっきょう」となり、こんなに楽でいいのかしら・・・と思えるほど簡単に「甘酢漬け」が完成です。【野口料理学園】
§【ご意見、ご感想をお寄せください。ご質問もどうぞ。】 ichiban@kateiryouri.com
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