今 月 の お 菓 子 |
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●イチゴのババロア[材料] -ゼリー型(100cc)6個分-
◎A イチゴ 中10個(120g) フロストシュガー 30g ◎B 粉末ゼラチン 大さじ1.5 水 大さじ3 ◎C 砂糖 50g 牛乳 1カップ ・生クリーム 2/3カップ ◎飾り用 生クリーム 1/3カップ 粉糖 大さじ2 バニラエッセンス 少々
[作り方]
- イチゴは洗ってヘタをとり、飾り用を少しのこし、すり鉢に入れ、フロストシュガーをかけてすりつぶす。
飾り用を切る すり鉢ですりつぶす
- Bを合わせて、ゼラチンをもどす。
粉末ゼラチンを水に振り込む 10分以上おく
- 鍋にCを入れ、よく混ぜてから火にかけ、80℃位(沸騰直前)になったら火からおろし、2を加えて溶かす。
もどしたゼラチンを加える ゼラチンをしっかり溶かす
- 3をボールに移し、荒熱をとり、1のイチゴを加え、さらに冷水で冷やしてとろみをつける。
ボールに移す イチゴを加える とろみをつける
- 別のボールに生クリームを入れ、4と同じとろみに泡立て、4に混ぜ合わせる。
- 水でぬらした型に流し入れ、氷水で冷やして固める。
生クリームを加える 均一に混ぜる 氷水で冷やす
- 飾り用の生クリームを泡立て、粉糖とバニラエッセンスを加える。型から出したババロアにデコレーションをし、イチゴを添える。
ポイントはここ
- イチゴをすり鉢ですりつぶす時にかける砂糖は、フロストシュガーにします。イチゴは生のままですから、砂糖も火が入りません。水に溶けるフロストシュガーが最適です。
- 粉末ゼラチンをもどす時は、小さな器に分量の水を入れ、その中にゼラチンを振り入れます。少なくとも、10分はおいてから使います。
- 牛乳と砂糖を直径15a位の鍋に入れ、よく混ぜてから火にかけます。沸騰させると、牛乳に膜が張りますので、鍋のまわりから泡が出ている状態で火からおろします。
- ゼラチンは充分もどっていれば、80℃の温度でかならず溶けます。ゼラチンの入った液をグツグツ煮てしまうと、固まりが悪くなります。
- ゼラチンを溶かした液を、鍋に入れたままにしておきますと、なかなか冷えません。ボールに移し、荒熱をとります。指を入れて、「熱い」と感じなければ大丈夫です。
すりつぶしたイチゴを加えます。熱い中に入れますと、イチゴの風味が悪くなります。冷水でさらに冷やし、とろみをつけます。氷水を使うと固まりますので、冷水でよくかき混ぜて、均一にとろみをつけることが大切です。- 少しとろみがついてきたら、冷水からはずします。
- 冷水に氷を加えて、生クリームの入ったボールをうかべ泡立てます。イチゴの入ったゼラチン液のとろみと同じくらい泡立ててください。(同じくらいのとろみのものをいっしょにすると、きれいに混ざりやすいです)。泡立て器を使って2つを混ぜ合わせ、均一の状態にします。
- 型いっぱいに流しいれて、氷水で冷やしてください。ゼラチン液は0℃で固まります。型からきれいに抜くには、氷水が必要です。
- 飾り用の生クリームは、8分立てにして粉糖を加え、さらに泡立てて完全に立てます。星型の口金をつけた絞り袋に入れて、ババロアのまわりに飾ります。
- ババロアを型から抜く時は、100CCくらいの型の場合は、両手の中に包み込むようにして持ち、温めます。30秒くらいで充分。1ヶ所に少し空気を入れて、皿にあけます。
ちょっと一言
- お菓子作りは、料理より一層材料の計量を正確にします。できればデジタルのハカリがあるとよいのですが…。
- もうひとつ、手順をまちがえないこと。それと、一段階が終了するごとに状態をチェックしてください。たとえば、充分混ざっているか、温度は適当かなど…。
- 今回の「イチゴのババロア」の色は、ピンクがちょっと薄いです。ツユ前の路地イチゴであれば内まで充分赤く、もっと鮮やかな色合いのババロアに仕上がります。その時期がきたら、ぜひ試してください。
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