今 月 の お 菓 子 |
---|
●洋ナシのプディング[材料] - 直径20cm深さ3cm耐熱皿1枚分 -
・薄力粉 20g ・卵 1個 ・牛乳 100cc ・生クリーム 100cc ・グラニュー糖 40g ・塩 少々 ・洋ナシ 小2個 ・バター 15g
[作り方]
- ボールに薄力粉をふるい入れ、泡立て器で割りほぐした卵を混ぜる。(1)(2)
- 少しずつ牛乳(3)と生クリーム(4)を加え、さらによく混ぜる。
- なめらかになったら、グラニュー糖と塩(5)を加え、混ぜる。
(1) (2) (3) (4) (5)
- 洋ナシはたて4等分にし、皮をむき、種を取り、1cm厚さに切る。(6)
- 3の中に洋ナシを混ぜ(7)、バターを塗った型に流し、表面に小指の先くらいにちぎったバターを散らす(8)。
(6) (7) (8)
- 180℃のオーブンで40分〜45分焼く。
- 焼いた器のまま、ナプキンを敷いた皿にのせてテーブルに出す。
ポイントはここ
- クレープと同様、生地がなめらかになることが大切です。粉に少しずつ水分を加えてなめらかにしていきます。
- 洋ナシは少し柔らかくなりだしたものを、大きさにより1〜2個使います。
- 焼く器はテーブルにそのまま出せるものを用意して下さい。オーブンに使える耐熱性の皿、パイ皿やタルト型の形状のものを使ってみてはいかがですか。
- 焼く前にバターを1cm角位にちぎり、全体に散らします。表面が乾かないように、焼き色が付くように、そして、もちろんおいしくするために。
- 焼き時間が長めですが、洋ナシが充分柔らかくなるように焼いて下さい。
- 充分熱を抜いてからテーブルに出しますが、そのままでなく、必ず型より少し大きめの皿にナプキンを敷いておきます。カタカタと皿のぶつかる音がしないように。
ちょっと一言
- このお菓子はデザートで、フランスの中央部ブルボネ地方のモンリュソン(リヨンの北西約200km)の名物です。
大学を卒業後、2、3年してから、月に一度上京して、大学の大先輩「川上のぶ」先生からフランス料理と菓子を十数年、教えていただきました。これもその一つです。フランスでは「ガルグイヨー(Gargouillau)」といいます。
11月の終わりには、山形の友人から「ラフランス」が届きます。今年もたくさんいただきました。さっそく、デザートに仕上げて堪能しました。
「レシピ」ですが、皆様にもおいしさのおすそ分けです。是非、お試し下さい。
§【ご意見、ご感想をお寄せください。ご質問もどうぞ。】 ichiban@kateiryouri.com
ホーム | | | 月別 | | | ジャンル別 | | | これまでの塩ひとつまみ | | | これまでのジュニア | | | 学園案内 | | | ケーキ屋さん |
---|