今 月 の お 菓 子 |
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●キンカンの甘煮[材料]
キンカン 500g グラニュー糖 250g レモン汁 大さじ2
[作り方]
- キンカンは水洗いして、竹串でヘタを取り除く。
- 包丁の刃元で縦に4〜5カ所、等間隔の切りこみを入れる。
竹串でヘタをとる 刃元で切り込みを入れる
- 鍋に2を入れ、水をかぶるまで注ぎ、火にかけ、煮立ったら中火にして5分間茹でる。
- 鍋ごと冷めるまで流水を充てる(急激に温度が変化しないように少しずつ流水は流す)。
さらに水流を弱くして10分くらいさらし、ざるに上げて水気を切る。
かぶる程度の水 煮立ったら中火で5分 流水で鍋ごと冷やす
- 竹串2本で、切込みから種を取り出す。(種は1〜4個あるので、ていねいに取る)
竹串で種をとる 取り出した種
- 鍋に5とグラニュー糖を入れて、混ぜ合わせ、グラニュー糖がしっとりするまで置いておく。
グラニュー糖をかける しっとりするまでおく
- キンカンにかぶる程度の水を入れ、火にかける。
- 煮立ったら、あくを取る。
水を加えて火にかける 煮立ったらあくをとる
- 弱火にして紙ぶたをして30分煮る。
- 9にレモン汁を加えて10分煮て、火からおろしてさます。
あくがとれたら紙ぶたを レモン汁を入れる
- 保存ビンに入れる。
ポイントはここ
- キンカンは、色が濃くて、ふっくらとしていて、傷のないものを選びましょう。熟しすぎにも注意してください。
- 煮るための鍋は「耐酸性」を選びます(ホーロー、ステンレス、フッ素樹脂加工)。
- 煮上がったものはお湯割りにして飲むと、風邪の予防になります。その時、邪魔にならないように、キンカンのヘタと種はていねいに取ります。
- 最初に茹でたとき、急激に冷やさないように。キンカンにしわが寄るので注意してください。
- 強火で煮ると煮崩れる心配があります。弱火で、キンカンが踊らないように、じっくりに含めます。アクもていねいに取ってください。
ちょっと一言
- キンカンは、柑橘類の中で一番小さい種類で、旬は11月から4月までです。これから、風邪の季節です。お湯割りで風の予防に役立ててください。消毒した保存瓶に入れ、冷蔵庫で6ヶ月くらい保存できます。
§【ご意見、ご感想をお寄せください。ご質問もどうぞ。】 ichiban@kateiryouri.com
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