今 週 の レ シ ピ |
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・アドバンスクラス(12月第3週)のメニューより●シュリンプバターライス 345kcal. 塩分1.2g
[材料] -6人分-
・米 3合 ・水 3 1/4カップ ◎A エビ 8〜10尾 玉葱(たまねぎ) 中1/2個 ピーマン 2個 ・バター 大さじ3 ◎B 塩 小さじ1.5 胡椒(こしょう) 少々
[作り方]
- 2割増しの水加減で、白いご飯を炊(た)く。
- エビは背わたをとり、殻(から)をむき、1a位に切る。
玉葱(たまねぎ)は、みじん切りにする。
ピーマンは、1aの角切りにする。- 大きめのフライパンか中華鍋にバターをとかし、Aを炒め、塩小さじ1/2で味付けし、ご飯を加えて炒め、残りの塩小さじ1と胡椒で調味して仕上げる。
ポイントはここ
- 焼きたての熱々のご飯が一番です。もし冷たいご飯を利用したい場合は、電子レンジで充分熱してから使ってください。
- エビはいろいろなサイズで売っています。殻付きのままで100〜120g用意してください。
- 米3合分のご飯を炒めるためには、直径30aより大きいフライパンが必要です。もしお持ちでなかったら、直径30aか33aの中華鍋が便利です。
- フライパンか中華鍋をすこしだけ熱し、バターをとかします。熱くしすぎますと、バターが茶色にとけ、仕上がったバターライスが茶色っぽくなりがちです。
- バターが半分位とけたら、まず玉葱(たまねぎ)のみじん切りを入れて、色をつけないようにゆっくりと透き通るように炒めます。
つぎに、エビとピーマンを加えます。エビが赤く変わったら、まず塩小さじ1/2でAに味付けします。ご飯を加えて炒め、Aが全体に行きわたったら、残りの塩小さじ1を手にとり、ご飯全体にふりかけます。胡椒(こしょう)も全体にふりかけ、練らないように混ぜます。
具を炒める 具に塩味をつける ご飯に塩味をつける
- 皿に盛り付ける前に、かならず味をみてください。塩味は、すこし控えめの分量にしてあります。物足りないときは、全体に塩・胡椒をすこしして味をととのえてください。
ちょっと一言 ≪組み合わせメニュー≫
- クリスマスの色は、「赤」と「緑」。エビとピーマンで、クリスマス料理の一品を演出してみてください。
- 米3合(450g)を炊いてご飯にすると約1kgになります。もし、ご飯が残っていてこの料理に使いたいときは参考にしてください。
◎クリスマスオードブル
◎ローストチキン
◎フルーツサラダ
◎クリスマスケーキ
【野口料理学園】
塩 ひ と つ ま み |
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■ガンバレ!「きょうの洗濯は、(よく乾きます)(乾きます)(乾きません)」などの洗濯情報が、テレビの天気予報の中でいわれるようになったのは、そう久しいことではありません。 "余計なお世話"という感覚が、始めはありました。洗濯するしないはこちらの自由。何もそこまで心配してくれなくても…。それが、いまは気にならなくなりました。目くじらを立てることもないだろうと。たまに、ひょっこり首をもたげる程度です。
降水確率やスギ花粉情報などと比べると、いわば補助的なものですよネ。でも、それを気象庁やテレビ局が視聴者へのサービスと心得ているとすれば、今後、洗濯情報はますます精度を上げて(?)くるでしょう。
いまでさえ、「厚手のものもよく乾くでしょう」と言っているぐらいですから、Tシャツ、下着、シーツなど洗濯物の具体的な種類や素材によったり、"背中は乾いても、袖口や首筋は十分ではないでしょう"など、部位による詳細な乾燥具合まで予想してくれるかもしれません。
"カユイところに手が届く"手厚い情報の提供は、必要と思う人にはありがたいですが、そうでない人にはウルサイだけです。ところが、無用であるはずのものがいつのまにか「あってもいいかな」、「ないとさびしい」「あってほしい」、ついには「ないとだめ」、となるからフシギです。「必要」と「無用」は対極にありながら、じっさいはじつに相対的で、このように重なることすらあってワケノワカラナイところがあります。(「有害」と「無害」も似ています)
知り合いから聞いた話です。
健康に自信が持てなくなった人がいました。不規則な生活、運動不足、睡眠不足、ストレス…いくつかある原因を取り除くことを思い立って、できることのいちばんに食事をもってきました。食べることから改善しよう、まずは栄養のバランスからというわけです。知り合いは思いました。やっとこの人も食の大切さがわかったようだ。すこしは自分で料理をやっていたようだけれど、いよいよ本格的に始めるか。でもよく聞いてみると、様子がちがいます。
「ビタミンAはこれでしょ、Bにはあれ、Cだったらそれ…」
サプリメント(栄養補助食品)のことでした。なるほど、手軽に手っ取り早く実行できます。
知り合いは、たずねました。「料理してたんじゃなかったの?」
「無理だとわかったの、時間的にも能力的にも。それだったらサプリメントがいいかなって。専門の人が考えてつくったんだから、まちがいはないしと思って。私の料理より、健康管理はよっぽど確かよ」
まあ、情報も製品もワンサト出回っています。ありすぎて迷うほどです。でも、食べることやつくることだってそれ自体とてもたのしいし、うれしいと思うのですが…。人それぞれです。考えや事情あってのことですが、サプリメントはその名の通り「補助」であること、健康管理の元栓(主導権)は自分にあることは忘れてほしくありません。
対照的な人がいます。Aさんは、お稽古に通いだして3ヶ月ほどになります。お母さんの勧めということでした。そのお母さんが、先日、交通事故に遭ってしまいました。幸い命に別状はなく、足の骨折で済みましたが、2ヶ月の入院です。掃除炊事はお母さん任せでしたから、さあ大変。全部彼女が双肩に担うことになりました。勤めに行く前、帰ってからとフル回転です。
お母さんがやっていたようにやりたいと、外食や出来合いにたよろうとしません。新聞もたたまなかったお父さんが、食器の片付けや洗いを手伝ってくれるようになったそうです。だから彼女も真剣です。おかげでお父さんとの間だけでなく、家族三人それぞれの絆がこれまでになく強く太くなったといいます。お稽古での目つきが変わりました。質問もよくするようになりました。
「先生、すこしでも習っておいてよかった!」
交通事故は不運でしたが、それによって得たものは小さくないようです。怪我の回復までの辛抱です。いえ、辛抱どころか、最近の彼女は表情が生き生きしてきました。どこか、たのしんでいる風にも見えます。余裕がでてきたのでしょう。それと自信も。ガンバレ、Aさん!
§【ご意見、ご感想をお寄せください。ご質問もどうぞ。】 掲示板 ichiban@kateiryouri.com
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