◇忙しい暮れのお惣菜に

●五目煮豆

[材料]

		・大豆（乾燥）	１００ｇ
		・ゴボウ	３０ｇ
		・ハス	３０ｇ
		・ニンジン	３０ｇ
		・干し椎茸（しいたけ）	１枚
		・コンニャク	1/4丁
		◎Ａ
		水	１．５カップ
		酒	1/4カップ
		みりん	大さじ２
		砂糖	大さじ３
		◎Ｂ
		醤油（しょうゆ）	大さじ３

[作り方]

1. 大豆はきれいに洗い、たっぷりの水に７〜８時間つけて充分もどす。
2. 鍋にたっぷりの水を入れ、１のもどした大豆を入れ、火にかけて沸騰したら、弱火で４５分くらい茹（ゆ）で、茹で汁につけたまま冷ましてから、水でサッと洗う。
3. ゴボウは皮をこそげ、ハスは皮をむき、小さめの乱切りにし、それぞれ冷水にさらし、水気をよく切る。。
4. ニンジンと水でもどした干し椎茸は、７〜８ｍｍ角に切る。
5. コンニャクは、茹でて１ｃｍ角に切る。
6. 鍋に２の大豆とＡを入れ、３、４、５を加え、火にかけ、煮立ったら弱火にして２０〜３０分煮る。
7. 全体に甘味を含ませてからＢを加え、煮汁がなくなるまでゆっくりと煮る。

ポイントはここ

• 大豆は、充分時間をかけてもどしてください。少し大きめのボールに入れ、たっぷりの水を加えておきます。充分もどった大豆を、そのつけ汁ごと鍋に入れます。
  つけ汁が大豆を充分おおうように水を足してから、火にかけます。最初は強火、沸騰したら弱火にして、４５分くらい茹でます。やわらかくなっていたらそのまま茹で汁につけ、さらします。冷めたらザルにあげ、水をかけて軽く洗います。
• 乾燥している大豆１００ｇを水でもどして、茹でると約２５０ｇくらいになります。大豆の水煮缶を使う場合、２００〜２５０ｇ分用意してください。コンニャク、野菜と水煮の大豆を足して、４５０〜５００ｇくらいで、上記の調味料が適当と思います。
  野菜と調味料Ａで煮始める 煮汁がなくなるまで煮る

• いっしょに煮るものとしては、タケノコ、カボチャ、里芋、サツマイモなどもよいですが、煮崩れしやすいものは、少しあとから加えるようにしてください。

ちょっと一言

• 正月料理の煮物は、野菜を祝い事にふさわしい形に飾り切りをします。その折、切りくずがたくさんでます。それを無駄なく使って、この煮豆に入れてはいかがでしょうか。
• 大豆は、２００〜３００ｇくらいの袋に入って売られています。全部をもどして茹でて、水煮の状態にして五目煮豆にするほか、カレーの具として煮込んでもとてもおいしくできます。