今 月 の レ シ ピ |
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・「お茶の友」「焼き物の付け合せ」にいかがですか
●梅の砂糖漬け
[材料] -1kg分-
・梅(直径2.5〜3cm) 1kg 3%の塩水 梅にかぶる程度) ・砂糖 梅の正味の重さの80% [作り方]
- とりたての硬い梅の汚れをとる程度に洗う。
- ボールに梅とかぶる程度の3%の塩水を入れ、一晩おく。
- 梅をまな板の上におき、しゃもじで押しながら果肉から種をはずして(1)(2)(3)、力を入れて割り(4)、種を取り出す(5)。
(1) (2) (3) (4) (5)
- 果肉全体の重さを計り(1)、その80%の砂糖を計る。
- その砂糖を2:1:1に分け(2)、まず半量を梅にかけ(3)、梅と同量の重石をかける(4)。
(1) (2) (3) (4)
- 砂糖が溶けたら(1)、梅と砂糖液をわけ、砂糖液をステンレスかホーローの鍋に入れる(2)。
- 計ってある砂糖(全体の1/4量)の一つを鍋に加え(3)、火にかけて煮立て(4)、充分冷まし、分けておいた梅にかける(5)。
(1) (2) (3) (4) (5)
- 1日置いて、もう一度6、7を繰り返す。
- 保存できるビンに入れ、冷蔵庫に入れておく。
ポイントはここ
- とりたての硬い梅を使いますと、砂糖漬けに仕上げた後、冷蔵庫に入れておけば、梅のシャキシャキ感が残ります。
- 3%の塩水の目安は「水1カップに、塩小さじ1強」、化学の実験ではありませんので「3%くらい」で大丈夫です。
- 3%の塩水に一晩から一日つけておくことで、種がきれいに果肉から離れて取り出せます。種をとる道具を売っているとのことですが、1kgくらいでしたら木杓子を使って上手にとることができます。
初めは木杓子の下に梅を入れ、少し力を入れながらごろごろ転がしていきます。何回か転がしていますと、種が果肉から離れたのがわかります。そこで木杓子に力を入れて梅を押します。「パカッ」と梅が割れ、種が取り出せます。- 種をとった梅の果肉を計り、その80%の砂糖を用意します。今回は梅の果肉850gでした。従って砂糖は680g。それを340gをひとつ、170gをふたつに用意しました。
- 梅に砂糖をかけて重石をするとき、使うボールはステンレス、重石をのせる台はホーロー、ガラスがよいでしょう。アルミ製や鉄製のものは酸がありますので使わないで下さい。
- 砂糖がとけるのにかかる日数は気温にもよりますが、1〜2日、なるべく涼しいところにおいて、砂糖がとけたらすぐに梅の果肉と砂糖液とを分け下さい。くれぐれも醗酵させないこと。
- ステンレスかホーローの鍋に砂糖液を入れ、残りの砂糖の1つ170gを加えて火にかけて煮立てます。この液を充分冷ましてから梅の果肉にかけます。
- 1日おいて、もう1度、果肉と液を分け、最後の砂糖を加えた液を煮立て、冷まして果肉にかけます。これでできあがり。
ちょっと一言
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