今 月 の レ シ ピ

●新生姜の甘酢漬け(がり)

新生姜の甘酢漬け [材料]  -皮つき200〜250g分-

新生姜皮つき200〜250g
◎甘酢
  酢100cc
  砂糖大さじ6
  塩小さじ1

[作り方]

  1. 新生姜の皮を包丁でこそげるようにして取り除く。
  2. スライサーなどを使って、薄切りにし、冷水につけて10分〜15分置く。
  3. 甘酢を作っておく。
  4. 2の生姜の水を切り、熱湯に入れ、さっとゆでる。
  5. 手早く、良く湯を切り、甘酢に熱いうちに漬ける。

ポイントはここ

  • 新生姜の皮はとても薄いので、「むく」と言うよりは「こそげる」「薄く削る」ようにします。
  • 薄く切った方が、食べやすいので、できたら、スライサーを使ってください。包丁で切る場合は、本当に薄く、がんばって切ってください。いずれの場合も、繊維に沿って切る方が切りやすいし、表面もなめらかになります。
  • 切った後冷水につけて、辛みを取ります。漬ける時間は好みで、辛い方がいい人は短めに。
  • 茹でる時間は熱湯で、生姜が薄かったら1分、少し厚めだったら2分・・・いずれにしろ、ゆで過ぎないように!!

    冷水につけて辛味を取る 熱湯で茹でる。茹で過ぎに注意!

  • ゆで上がったら、なるべくよく水気は取ること。水分がよく取れていないと、甘酢につけたとき水っぽく、味が薄まってしまいます。

    充分水気を切る。 手早く甘酢に漬ける

  • 漬けてから、2,3時間で味が回り出して食べられます。冷蔵庫に入れておけば、1ヶ月は充分持ちます。

    甘酢に漬けてすぐの状態 漬けてから1時間位立った時、少しピンク色になる、

ちょっと一言

  • 日本と比べると、あまり気温さがないようなモジダスクルーゼスでしたが、暑くなり出すとフェイラ(青空市場)や日本食材店に「新生姜」が出回ります。日系の方はそれぞれ自分の味で、「ガリ」を楽しん でいました。私も、いつも冷蔵庫に欠かさないように作っておいて、牛丼や親子丼、ソース焼きそばやカレーライスの薬味、酢の物の天盛りなどに使っていました。

    新生姜 牛丼 ソース焼きそば 春雨とわかめの和え物

  • 紅ショウガを作るのに、私は乾燥した「花梅」で染めていました。まだ「梅」がなかったころ、日系社会で、梅干しの代わりに「食べていたもの」。今でも、塩漬けにしたり、乾燥させてお茶で飲んだりしています。

    花梅のお茶 花梅の芯 花梅の花びら 花梅で染めたガリ

  • 花梅は「ハイビスカスの花」で、塩漬けは、本当に梅干しのような酸っぱい味がします。乾燥したものをガリの甘酢に入れるとすぐに赤紫(というより赤に近い気がしますが)に染まります。
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【野口料理学園】

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