今週 の レ シ ピ

煮汁をかけながら、ゆっくり煮ましょう

●子持ちカレイの煮つけ

子持ちカレイの煮つけ [材料]  - 2人分-

子持ちカレイの切り身2切れ(400g~500g)
◎煮汁
  水150cc
  酒50cc
  砂糖大さじ1/2
  みりん大さじ2
  醤油(しょうゆ)大さじ2
木の芽、針生姜など

[作り方]

  1. カレイの切り口に平行に厚みの半分くらいの切れ目を入れる。
  2. 鍋に煮汁を煮立て、カレイを入れて、紙蓋をして、煮る。時々鍋を傾けて、煮汁をすくって、全体にかける。
  3. 煮汁が鍋底に少し残る程度で、カレイに火が通るように煮る。
  4. 煮物椀にカレイを盛り、煮汁を添える。


ポイントはここ

    しっかり切れ目をいれる
  • カレイ、特に「子持ちガレイ」は中央部分の身が厚いので、火が通りやすく、味が染みやすいように、切り口に平行に、厚みの半分くらい、しっかりと切れ目を入れておきます。
  • 使う鍋は、カレイが重ならない広さが必要です。また、肴は火が通ってくると崩れやすいので、取り出しやすいように、浅い鍋がいいでしょう。
  • 魚を煮るときは必ず煮立っている状態の煮汁に入れます。一切れ入れて、また煮汁が煮立つまで待って次を入れてください。
  • 紙蓋はクッキングシートを鍋の大きさに切り、数カ所、穴をあけて使います。
  • 煮汁は魚を覆うほどはありません。時々、鍋を傾けて、スプーンを使って、煮汁を魚にかけて、全体に味が回るようにします。

    広くて浅い鍋 紙蓋には穴をあけて 煮汁をかけながら煮る

  • カレイに火が通るように煮ます。中まで味がしみこまなくても、煮汁が残るように煮ます。煮汁は添えて、それを身につけながら食べます。


ちょっと一言

  • 「魚の煮つけ」というと、「焼魚」より苦手?!味付けが・・・とか、煮崩れるのでは・・・と心配してませんか。まずは、手軽に、切り身から始めてみましょう。次の約束事は守ってください。

    1 魚が重ならない程度の広さと、取り出すときに崩れないように浅い鍋を用意する。
    2 煮汁を煮立ててから魚を鍋に入れる。
    3 魚に火が通って、少し濃い目の煮汁が残るように仕上げる。

  • 味付けは、魚の種類、好みなどでかえてみてください。魚の臭みが気になる場合は生姜の薄切りや千切りをいっしょに。
  • 長ねぎ、しし唐辛子、ごぼう、レンコン、旬の時期にはたけのこやふき等、いっしょに煮付けても美味しいです。魚の煮汁で、硬いものは早いうちから、柔らかいもの、ゆでてあるものは最後の方で煮ます。
  • 仕上げに木の芽や、針生姜(細い千切り)などを添えても香りよく、おいしくいただけます。
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【野口料理学園】

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