今 月 の レ シ ピ |
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・切り方ひとつで味が変わる
●ケールのソテー
" [材料] -ケール100g分-
・ケール 100(3~5枚 ・ニンニク 1/2片 ・サラダ油 大さじ2 ◎A 塩 こさじ1/3 胡椒 少々 [作り方]
- ケールはくるくる巻いて、葉先から、できるだけ細く切る。
- ニンニクはみじん切りにする。
- フライパンにサラダ油を入れ、弱火でニンニクを焦がさないように炒める。
- ニンニクの香りがしたら、ケールを入れて、強火でしんなりするまで炒める。
- 塩・胡椒で味付けをする。
ポイントはここ
- ケールは幅をくるくるしっかり巻いて、葉先からできるだけ細く切っていく。大きい葉で幅が12~15㎝くらいならそのまま、 それ以上、幅があったら、真ん中で切って重ねて巻いてください。キャベツの細い千切りのように、ていねいに細く切ります。
手前からくるくる巻く できるだけ細い千切りに
- ニンニクを焦がさないように、まずサラダ油を弱火で温めて、ニンニクを入れます。ニンニクが香ってきて、うすっらと茶色になったら、ケールを一度に入れます。そこから火を強火にして、手早く炒め、少ししんなりしたら、塩・胡椒で味をととのえて、出来上がりです。
ちょっと一言
- ブラジルでは、ケールを「コーベマンテーガ」といい、「フェジョアーダ」には欠かせない野菜です。初めてブラジルに行った頃、35年くらい前の日本では、なかなか手に入らず、キャベツで代用していました。
2016年から2年間、一回目のJICAボランティアとしてモジ・ダス・クルーゼスの2年間では、スーパー、日本食材店、フェイラ(青空市場)、どこでも手に入りましたので、フェジョアーダの付け合わせだけでなく、アパートでもソーセージともいっしょに食べました。
婦人部の講習会ではフルーツやほかの野菜といっしょに、ジュースも作っていただきました。ほとんど青臭さはなく、「おかわり!!}
うちわになりそうな位大きいもの フルーツや野菜を入れて、ジュースに 葉の部分が30~40㎝という大きい葉を12枚の束で、200円はしないやすさ。また、スーパーでは、細く切って袋やパックに入れた「カット野菜」としても売られていて、「ブラジルでも?!」と驚き、疑問がわきました。モジで、郊外電車の駅前の路上で、しっかりと巻いた「ケール」を削るようにしてせん切りにする小さな道具を「実演販売!」で売っていました。日本ではキャベツを削るようにして千切りにする道具、ケールは巻くと直径3~4cmですから、逆に道具を動かしていたんだと思います。「包丁離れ?」、「一人暮らしで、たくさんはいらないから?」・・・今回のベレンでは、アパートの近くのスーパーには「カット野菜」は見かけなかった気がします(2カ月しか住みませんでしたから目にする機会がなかったのかも)。ブラジルは広いから(日本の23倍)野菜一つとっても、切り方、味付け、食べ方・・・種々様々。もっと他の料理法を、再赴任できたら、探してみたいと思ってます。
【野口料理学園】
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