今 月 の レ シ ピ |
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・母の昔のレシピから その5
●矢羽根レンコン
[材料] -4人分-
・れんこん 1節(長さ10~12cm) 酢 小さじ1 熱湯 適宜 ◎A 出汁 かぶる程度 酢 大さじ1 砂糖 大さじ3 酒 大さじ3 塩 小さじ1/2 [作り方]
- れんこんは一節のまま皮をむき、小さじ1の酢を入れた熱湯で1分くらい茹でる。
- 斜めの厚さ1cm位の輪切りにして、鍋に入れ、Aで3~4分煮る。
- 火を止めて、煮汁が覚めるまで、しばらく漬けておく。
- 味が染みてから2つに切り、切り口を上にして盛り付ける。
ポイントはここ
- レンコンは一節が10~12cmあればいいのですが、6~7cmの短いものの場合は2節用意して下さい。
- 皮が少し残っていると、調理した時、そこは黒く残ります。皮はていねいにむいてください。
- レンコンは火を通しすぎないように気をつけます。「シャキシャキ感」が少しが残るように仕上げましょう。
一節のまま茹でる 1cm厚さの斜め輪切り シャキシャキに煮る
- 2つに切るには径が長い方で切ります。切り口を上にして盛り付けるとき、下になる方を少し切って平らにして、安定させます。
径の長い方で切る 下になる方を少し切る 切り口を上に
ちょっと一言
- 矢羽根(矢羽)とは、矢に取り付けられている羽のことで、矢をよく飛ばせるために、また飛ぶ方向を安定させるために付けられたものです。鷲、鷹、白鳥、七面鳥、鶏、鴨など様々な種類の鳥の羽が使用されています。 立派な弓矢は男子の健やかな成長を象徴するものとして、五月人形とセットになっています。また、射た矢は戻ってこないことから、江戸時代は結婚する女性に矢羽根模様の着物を持たせ、出戻らないようにという願いを込めたといいます。ここから、未婚女性を象徴する模様となっていきました。
「矢羽根」について、詳しいことは、ネットで「矢羽根とは」と入れて検索してください。ここに書いたのは、≪矢羽根/矢羽(やばね)の意味 - goo国語辞書≫、≪【日本の伝統模様 vol.12 】矢羽根・矢絣≫などを参考にしました。- 子供の成長を願って、誕生日の祝いの料理の付け合わせにどうでしょうか。または、焼き魚、肉の照り焼きなどの焼き物の付け合わせにいかがですか。
【野口料理学園】
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