今週 の レ シ ピ

●牛肉ときのこの醬油炒め

牛肉ときのこの醬油炒め [材料]  -2人分-

・牛肉 100g
◎A
  酒 大さじ1
  砂糖 小さじ1
  胡麻油 小さじ1
 片栗粉 小さじ2
・生椎茸 2枚
・しめじ 1/2パック
・えのきだけ 小1/2パック
・生姜 5g
・サラダ油 大さじ2
◎B
  酒 大さじ1
  醤油 大さじ1
・レモン 1/4個

[作り方]

  1. 牛肉は一口大に切り、Aで下味をつける。
  2. 生椎茸は 軸をとり、そぎ切り。
    しめじは石づきを切り落として小房に分ける。
    えのきだけは根元を切り落としてほぐす。
    生姜は 細切りにする。
  3. 中華鍋に半量のサラダ油を熱し、生姜を炒め、香りが出たら、1の牛肉に片栗粉をまぶして炒め、色が変わったら器に取り出す。
  4. 残りのサラダ油を熱し、きのこを加えて、酒をふりかけて炒め、牛肉を戻して炒め合わせ、醤油で味を調える。
  5. 器に4を盛り、くし形のレモンを添える。


ポイントはここ

  • 牛肉の下味は、酒と砂糖をもみこんでから、胡麻油を加えます。油の成分が先では肉に油のまくができて、酒と砂糖の下味が付きにくいです。
  • キノコ類はお好みで、切り方もあまり小さくならないように、特性を生かして切ってください。

    牛肉の下味つけ きのこ類の切り方

    片栗粉の入れ方

  • 牛肉の下味を覆うための片栗粉は炒める直前に加えます。早めに加えておくと、汁気で、牛肉が固まって、ひとかたまりになりやすいです。
  • 一度、牛肉を取り出して、別にキノコを炒めることで、それぞれの歯ごたえを大事にします。

    牛肉を炒める 牛肉を取り出す

  • 味付けは酒と醤油だけですが、熱い鍋肌に沿って入れることで、アルコールが消え、焼き醤油の香ばしさがうまみになります。

    きのこに酒で味付け 牛肉を戻す 全体に醤油の味付け

  • 食べる直前に、レモン、またはすだちなどを絞りかけて味わいを深めてください。


ちょっと一言

  • 中国料理は「合わせ調味料」を作っておくことが多いのですが、これは酒と醤油を直接加えて味つけをします。この方法で、牛肉を、豚肉、鶏肉、魚、貝類などの食材にも応用してみてください。
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【野口料理学園】

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