今 週 の レ シ ピ |
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・ベーシッククラス(11月第1週)のメニューより★ ポークシチュー 190kcal. 塩分1.2g
[材料] -6人分-
・豚肉(もも/丸) 200g 塩 小さじ1/2 胡椒(こしょう) 少々 ・玉葱(たまねぎ) 中1個 ・ポテト 中2個 ・人参(にんじん) 中1本 ・サラダ油 大さじ2 ・スープストック 4カップ ・ローリエ 1枚 ・ナツメグ 少々 ◎ホワイトソース バター 大さじ2 小麦粉 大さじ6 牛乳 1カップ 塩 小さじ1 胡椒 少々 [作り方]
- 豚肉・・・角切りにし、塩・胡椒をして、小麦粉(大さじ1:ホワイトソースの分から)をまぶしておく。
玉葱・・・三日月切り。
ポテト・・・1p位の銀杏切り。
人参・・・みかんの袋型に切る。
- 鍋にサラダ油を入れ、豚肉を炒め、つぎに野菜を炒め、スープストックとローリエをくわえて煮る。
- ホワイトソース・・・鍋にバターをとかし、小麦粉を炒め、牛乳と2のスープでのばす。
- 2の中に3を入れ、塩、胡椒、ナツメグで調味し、弱火でゆっくりと煮込む。
ポイントはここ
- 豚のもも肉は塊で買って、2〜3a角に切り、塩・胡椒をし、下味と肉のうまみが逃げないように、小麦粉大さじ1で膜を作ります。この小麦粉は、ホワイトソースの分から使います。別の小麦粉を使いますと、その分、シチュー全体のとろみが濃くなりますので。
- 白っぽいシチューの中では、玉葱・ポテトにくらべ、人参はとても目立ちます。皮をむいて面取りをしてください。
材料の切り方 人参はみかんの袋型に
- ポークシチューは薄いクリーム色に仕上げたいので、豚肉・玉葱はこがさないように弱火でゆっくり炒めます(1)。
- 玉葱は、透き通るまでよく炒めると、おいしさが増します。
- ポテト・人参は、炒めても味に変わりがないので、加えて混ぜるだけで大丈夫(2)。すぐにスープストックとローリエを加えて、野菜がやわらかくなるまで煮てください(3)。
(1) (2) (3)
- アクが出てきたら穴杓子(あなじゃくし)ですくい、ボールに入れた水で穴杓子を洗います。
穴杓子でアクをすくう ボールの水で洗う
- 肉と野菜を煮込んでいる間に、ホワイトソースを作ります。(下記の「私のホワイトソースの作り方」を参照)
- 材料を煮ている汁1カップ分でホワイトソースをのばし、もとの鍋にもどします(4)。このときホワイトソースが溶けきらず、少し白いブツブツが残ることがあります(5)が、ふたをして弱火で10分煮てください。ホワイトソースがきちんと作ってあれば、すべて滑らかになり、とてもクリーミィーなシチューにできあがります(6)。
(4) (5) (6)
- 塩・胡椒で味をととのえ、さらにナツメグの香りを少しつけます。ローリエの葉は、仕上がったら取り出してください。
私のホワイトソースの作り方
(材料:バター…大さじ2 小麦粉…大さじ2〜6 牛乳…2カップ の場合)
- 直径15a・深さ10a位の厚手の鍋に、バターを入れてから中火にかけます。(鍋を火にかけて熱くなりすぎてからバターを入れると、バターに色がつきやすいので)
- バターが半分位とけたら弱火にして、小麦粉を一度に加え、木杓子(きじゃくし)で混ぜて、鍋底に薄い膜ができるまで炒めます。これが「ホワイトルー」です。(くれぐれも茶色にしないように)
- 必要な分の冷たい牛乳を用意して、まず大さじ2を加えます。すぐ沸騰しますので、木杓子で軽く混ぜると、ルーと牛乳がすぐ一緒になります。つぎは、牛乳大さじ3を加えます。最初より沸騰までちょっと間(数秒)がありますが、沸騰後、木杓子で軽く混ぜ、またルーと牛乳が一緒になったら、今度は滑らかになるよう木杓子で少し速く、力をいれて混ぜます。
- 火加減を中火にし、牛乳大さじ4を加えます。3と同じく牛乳が沸騰したら木杓子で軽く混ぜ、牛乳がルーの中に入ったら、強く混ぜて滑らかにします。
牛乳大さじ6までこれを繰り返しますと、もう滑らかなソース状になりますので、残りの牛乳は一度に入れても大丈夫です。※塩・胡椒は、シチューの場合、煮込んでいる野菜の中に溶かしてから加えて、味をととのえてください。
ちょっと一言 ≪組み合わせメニュー≫
- 一口に豚肉といってもいろいろな部位があり、その特徴を生かして調理すると、より一層おいしいものができます。このポークシチューはあまり長く煮込まないで仕上げますので、私はもも肉を使います。できれば大きな塊で買い、2〜3a角に切ります。お年寄りや子供には少し小さ目に、若い人には大きくという具合に調節が効きます。
- 料理に「青味」はとても大切です。ポークシチューに茹でたブロッコリーとかグリンアスパラ、芽キャベツなどを、仕上げる5〜10分位前に加えてもよいでしょう。
でもこの場合、必ずしも青味はなくていいと思います。ポークシチューを1回の食事の1品とすれば、組み合わせメニューの中に加えればよいでしょうから。
◎シーフードのフライ(例:エビ、イカ、カキ)
◎グリーンサラダ
【野口料理学園】
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