今 週 の レ シ ピ |
---|
●きのこ入りスパゲティ
[材料] -4人分-
・スパゲティ 300g ◎A シャンピ二オン 100g レモン汁 少々 しめじ 100g 生椎茸(なましいたけ) 100g ◎B ニンニク 1片 赤唐辛子(あかとうがらし) 1本 ・オリーブオイル 大さじ3 ・白ワイン 大さじ3 ◎C 塩 小さじ1 胡椒(こしょう) 少々 ・パセリのみじん切り 大さじ3
[作り方]
- シャンピ二オン(マッシュルーム)は薄切りにし、レモン汁をふりかける。
- しめじは石づきを切り落とし、ばらばらに手でほぐす。
- 生椎茸は石づきをとり、5mm位の厚さに切る。
- ニンニクは薄切り。赤唐辛子は2つに切って種を取り除く。
- 湯を用意し、塩大さじ1を加えて、スパゲティをゆでる。
- 3〜4分たったら、厚手のフライパンにオリーブオイルを熱し、Bを加え、炒めて香りを出す。
- きのこを硬い順に入れて炒め、白ワインをかける。
- アルデンテにゆで上げたスパゲティを7に加え、手早く混ぜ、塩、胡椒で味をととのえる。
- 皿に盛り、パセリのみじん切りを振る。
ポイントはここ
- きのこは3種類とは限りません。違う3種類でも、もっと種類を増やしても、全部で300〜350g用意してください。
- 辛い方が好きな場合は、赤唐辛子を細かく切ってみてください。
- スパゲティのゆで方は「スパゲティ・ボンゴレ」の「おいしいパスタをつくるコツ」を参考にしてください。「アルデンテ(歯ごたえがあるように)」にゆでます。
- きのこソースは大体、4〜5分で仕上がります。従って、スパゲティをゆで始め、タイマーが5分を切ったら、ソースを作り出してください。
- スパゲティのゆで上がりと、ソースの出来上がりがいっしょになるようにします。皿を用意しておいて、仕上がったら、手早く盛り付けましょう。
ちょっと一言
- きのこソースに、細かく切ったトマトやトマトソースを加えると、ちがった味わいが楽しめます。
- ジュニアのレシピ「きのこのスパゲティ」も作ってみてください。
【野口料理学園】
塩 ひ と つ ま み |
---|
■好物だから日曜日、80人分のウエディングケーキを作りました。生徒さんの結婚式があって、そこからの注文です。大きさが40cm×30cmのスクウエアに、菱形を重ねた2段のスポンジケーキで、間にバナナを薄く切って挟み、全体に白い生クリームを塗り、マジパンで作ったピンクとイエローのバラの花を30輪飾って、さらに生食のブドウの粒(巨峰、ネオマスカット、甲斐路)をのせ、さいごにカスミソウをまわりにおいて仕上げました。
予定では、花嫁花婿が前日に教室にきてスポンジケーキを焼き、マジパンのバラを作るはずでした。直前になってその生徒さんが体調をくずしてしまい、取り止めとなりました。つまり、私が全部作ったということになります。中止とはなりましたが、マジパンのバラ作りは時間と手間はかかるものの、人生の重要な節目の準備作業として一生のこる思い出です。
そればかりではありません。ウエディングケーキはひな壇を美しく飾って式典を盛り上げるほか、デザートとして食べていただいたりお持ち帰りいただくことによって、祝福をうける列席のみなさんにたいし、新郎新婦から深い感謝の念をこめることができます。
年に何人か、ウエディングケーキを自分の手で作ってみたいという生徒さんがいます。全部は無理としても、生徒さんが中心になって私がお手伝いする場合や、反対に私が作るのを部分的に生徒さんが手伝う場合、あるいは彼氏や友達、親、きょうだいの手を借りるなどいろいろです。共通しているのは、式当日の模様をあれこれ想像しながら作ることもあって、とてもにぎやかで楽しいことです。
かつてウエディングケーキというと、高さ大きさ豪華さを誇ったものでした。人の背丈以上もあって、ナイフを入れるところがちょこっと、あとはこれ見よがしの張りぼてなどというのもありました。それが、ある結婚式をきっかけに流れが変わりました。某アイドル歌手の披露宴で、花嫁が小さいながらも自分で作った可愛らしいケーキを飾ったのが世間の注目を浴びるところとなり、いつしか、手作りケーキで結婚式にのぞむというのが花嫁たちのあこがれとなったようです。
もうひとつ変わったものがあります。「色」です。昔は結婚式といえば白、白、白のオンパレードでした。もちろんケーキもホワイトです。おそらくドレスが先でしょうが、ピンクとかブルーとか白以外の色を用いるようになると、それに合わせてケーキの色が変わり、まわりを飾る花の色・形もコーディネートさせるようになりました。
一生に一度(以上の人もありますが)、高額を払って挙げる結婚式です。お仕着せ、お決まり、ありきたりに満足せず、自分たちが納得できる個性的な演出をしたいというカップルが増えています。式場側でも、選択肢をたくさんそろえて、ほかとの差別化をはかろうと懸命です。そうした儀式は一切やらないという敬遠組もふくめて、いろんな形がでてくるのはいい傾向だと思います。結婚の誓いがゆるぎないものであるかぎり、こだわる必要はすこしもないからです。ちなみに、こんどのケーキで間に挟んだバナナは、花婿さんの好物ということです。
§【ご意見、ご感想をお寄せください。ご質問もどうぞ。】 ichiban@kateiryouri.com
ホーム | | | 月別 | | | ジャンル別 | | | これまでのお菓子 | | | これまでのジュニア | | | 学園案内 | | | ケーキ屋さん |
---|