今 月 の レ シ ピ |
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・「カレー」の特別講習のメニューより 「節分」の豆まきの大豆(ダイズ)が残っていたら・・・
●大豆とソーセージのカレー
[材料] -4人分-
・大豆 水煮200g ・ソーセージ 8本 ◎A 玉葱 1個 にんにく 1片 生姜(しょうが) 1片 ・サラダ油 大さじ2 ・スープストック 水 3カップ 固形スープの素 1個 ◎カレーのルー バター 大さじ2(25g) 小麦粉 大さじ6(45g) 塩 小さじ1 ソース 大さじ1 醤油 大さじ1 カレー粉 大さじ1 ・ごはん 4人分 ・パセリのみじん切り 少々
[作り方]
- ソーセージは1.5cm幅の輪切りにする。
- Aはみじん切りにする。
- 厚手の鍋にサラダ油を熱し、Aを充分炒め、大豆とソーセージを加え、炒め合わせる。
- スープストックを加えて、弱火で10分位煮る。
- カレーのルーを作り、4に加え、更に弱火で5分位煮る。
- ごはんにカレーを添え、パセリのみじん切りを散らす。
ポイントはここ
- ソーセージは長さ6〜7cmのお好きなものを7〜8本用意してください。
- 大豆は最近、缶詰や真空パックなど使いやすいいろいろなかたちの水煮をよく見かけます。まず、水煮で挑戦し手見てください。
「水煮」から挑戦したい方は、時間がかかりますが・・・乾燥した大豆をきれいに洗い、たっぷりの水に7〜8時間つけて充分もどします。鍋にたっぷりの水ともどした大豆を入れ、火にかけて沸騰したら、弱火で45分くらい茹(ゆ)で、茹で汁につけたまま冷ましてから、水でサッと洗います。「五目煮豆」参照- 節分の豆の残りを使う場合は15〜20分くらい水につけてから使ってください。水煮を使う場合より、少し長く煮込んで、柔らかくなっているかを確かめてください。
- 私の「カレーライス」の「豚肉、ポテト、人参(にんじん)」のかわりに、「ソーセージ、大豆(だいず)」を使っています。
あとの調理はいつもどおり・・・玉葱、にんにく、生姜はじゅうぶん炒め、もちろん「ルー」もバターで小麦粉をていねいに炒めて我が家の味付けにします。
私の「カレー作り」の基本は「玉葱、にんにく、生姜の炒め」と「ルー作り」。これさえマスターすれば、さまざまなカレーが創り出せます。
ちょっと一言
- 我が家では私が子供の頃から、節分に乾燥の大豆を求めて、煎っています。台所の七つ道具と柊(ひいらぎ)の葉で煎ります。木製の「5合升」がありますが、それに八分目くらい入れて、神前にあげ、それから盛大に!豆まきをしました。
近所に神社(我が家から歩いて10分以内のところに内宮外宮があります)があり、2月3日は鬼が出たり、だるまさん、縁起の店、焼きそば、たこ焼き、お好み焼きなどの屋台も出て、大勢の人でにぎわいます。歳の数だけ豆を家族の分、半紙に包んで、毎年神社にあげています。
残りの煎った豆を、母は私が好きな「鉄火味噌」にしてくれました。小さい頃は、炊き立てのご飯にのせて何杯でもおかわりして、祖父から「腹も身のうち」とたしなめられたことがありました。
この頃は、このカレーを作ったり、五目豆を煮たりしています。久しぶりに「鉄火味噌」を作ってみようかと思ってますが、ご飯がおいしくて・・・食べ過ぎて・・・太ってしまいそう・・・!【野口料理学園】
§【ご意見、ご感想をお寄せください。ご質問もどうぞ。】 ichiban@kateiryouri.com
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