今 月 の レ シ ピ |
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・眠っていませんか・・・有能な助手たち!
《めん棒はのばすだけじゃない!!》 ●たたき長芋のもみじ和え
[材料] -4人分-
・長芋 150g ・鶏ささみ 2本 ◎A 塩 小さじ1/3 酒 大さじ1 ・きくらげ 戻して10g ◎和え衣 辛子明太子 50g レモン汁 1/4個分 酒 小さじ1
[作り方]
- 長芋は皮をむき、3cmくらいの乱切りにし、酢水に5分くらいつけてあく抜きをする。
水気を切って、布巾で包み、めん棒でたたいて細かくくずす。- 鶏ささみは塩をして、5分くらいおき、酒をかけ、ラップをして600wの電子レンジに2分かける。
熱が抜けてから、手で細かく裂く。- きくらげは水につけて戻し、細かく切る。
- 辛子明太子は薄皮をむいてさばき、レモン汁と酒で調味し、和え衣を作る。
- 1、2、3を4で和える。
ポイントはここ
- 長芋は滑りやすいので、慣れていない場合は皮むき器(ピーラー)を使うと便利です。皮のむき残しがないようにていねいにむいてください。
- 長芋は酢水につけるとあくが取れて白さが増します。
- めん棒でのたたき具合は少し長芋の形が残るくらい(つぶれた長芋の中に5o角の塊があるくらい)がいいでしょう。
3cmの乱切り めん棒でたたく 細かく崩す
- 鶏ささみの筋は最近は太くて強い部分だけ切り取って売っています。中にまだ少し細い筋が残っていますが、今回は取らず、観音開きのもしないで、そのまま酒蒸しにしました。残っている筋はそんなに気にならないと思います。
今回はささみの量も少ないので電子レンジで「酒蒸し」にしました。
下味つけをし、酒をかける ラップをして電子レンジへ 熱を抜いて裂く
- 辛子明太子は薄皮がむきにくかったら、コーヒー用のスプーンで薄皮からすくいとるようにしてみてください。
- 4の和え衣でよく混ぜてから味をみて、塩味が物足りなければ好みで塩を加えてみてください。塩味は醤油で調整しないこと。長芋の白と辛子明太子の薄いピンクが「紅葉和え」のイメージですので・・・
味付け 和え衣でよく混ぜる 紅葉の色を大切に
ちょっと一言
- 立秋を過ぎてもまだまだ暑い日が続いていますが、そろそろ食卓に秋の色を出したい季節、辛子明太子のピンクで紅葉和えはいかがでしょうか。
- 「辛子明太子」では辛くて子供が食べられない・・・そんな時は生食用の「たらこ」はいかがでしょうか。いずれにしてもまずそれぞれの塩味を確かめてから、レモン汁、酒で味付けし、具材を混ぜてから味みをします。「辛子明太子」「たらこ」とも塩味が違うと思いますので・・・ 味をととのえてから盛り付けてください。
- 「めん棒」はもちろん太さ、長さ、重さなどによって用途は違うと思います。長いものではうどんやそばを伸ばすもの、短いものは餃子、シュウマイ等の皮を伸ばすもの、少し太くて重いものはパイ生地、クッキー生地を伸ばすものと種々様々。本来の伸ばす作業のほかに、「たたく」ことにも役立ちます。ただし、餃子、シュウマイ用の短いものが今回の「たたく」には一番合っていると思います。
- 他にもめん棒でたたく調理法として、「たたきごぼうのゴマ酢和え」では茹でたゴボウをたたきます。また「キュウリの辛味漬け」では本来は蛇腹切りにするキュウリをたたくことで蛇腹切りと同じ効果があります。いずれもたたくことで味がからまりやすくなり、また、しみこみやすくなります。ただ、強くたたきすぎるのは禁物!料理は盛り付けたときの美しさも大切ですから。
たたきごぼうのゴマ酢和え キュウリの辛味漬け
【野口料理学園】
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