今週のレシピ

・ブライダルクラス アドバンスクラス(12月)のメニューより

● もうすぐお正月その4 ●

<大晦日は総仕上げ> 正月用の食器の手入れ  雑煮の準備   重詰め

[正月用の食器の手入れ]


[雑煮の準備]

  • 雑煮は同じ地方でも、それぞれの家庭に伝わる味があり、その種類は多種多様。元日の朝あわてないよう、もちや具、出汁、調味料などを用意しておきます。

 
覚えていますか?

  • 塩抜きしておいた数の子と、乾燥させておいたごまめの味付けがまだでした。重詰めをはじめる前に味付けをしましょう。これで、完成です。

★ 数の子の味付け ★

数の子の味付けの写真

[材料]

・数の子100g
◎A
  出汁1/2カップ
  醤油大さじ2
  みりん大さじ1/2
・糸がきかつお少々

  [作り方]

  1. Aを煮立てて、冷ます。
  2. 塩抜きした数の子を平らな器にならべ、1をかけて、3時間くらい味を含ませる。
  3. 盛り付けるときに、一口大のそぎ切りにし、糸がきかつおをかける。
★ ごまめの味付け(田作り) ★

田作りの写真

[材料]

・ごまめ50g
◎A
  砂糖40g
  醤油大さじ1
  サラダ油少々


  [作り方]

  1. 鍋にAの調味料を入れ、煮立ったところへごまめを入れ、からませて照りよく仕上げる。
  2. 手早く大皿にひろげて冷ます。

[重詰め]

  • 大晦日の夜、仕上がった料理をならべ、いよいよ重詰めです。
重詰め準備の写真


  1. 盛り付け用の型紙を
    重箱の大きさに紙を切り、入れるものに合わせて線を引き、型紙を作り、一度できっちり詰め合わせられるようにします。

  2. 切り方を考えて
    正月料理は仕上げたときは切らず、重箱に合わせ、型紙どおりに詰められるように、重詰めのときに初めて切ります。

  3. 料理の仕上げを忘れずに
    照り醤油をぬったり、糸がきカツオ、ケシの実、ゴマなどをふりかけたり、香りや彩りの仕上げも忘れないようにしましょう。

  4. 料理すべてを冷まして
    熱いものと冷たいものを詰め合わせると、傷みやすく、また漆器にあまり熱いものは禁物です。よく熱を抜いてから重箱に詰めます。

  5. 味が混じり合わないように
    汁気を含むものは、よく汁気を切って詰め合わせます。味が少しなじんでも、あまり味に変化のないものを隣り合わせにします。葉らん、笹の葉などで仕切ったり、竹かご、小鉢などに盛って重箱に詰めてもよいでしょう。

  6. 重箱以外の器も利用して
    祝肴(いわいざかな)を揃いの小鉢に、また煮物を大きな煮物碗に盛るなど、重箱だけの祝い膳とはちがった演出法も楽しめます。盛り付けが終わったら、温度の低いところへ置きます。

重詰めの写真


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