今 週 の レ シ ピ |
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◇専攻科のメニューより
●小鯵の揚げ浸し[材料] - 4人分-
・小鯵(こあじ) 16尾(250g) 日本酒 大さじ1 小麦粉 適量 揚げ油 適量 ・大根 300g ◎煮汁 出し汁 1カップ 醤油(しょうゆ) 大さじ2 みりん 大さじ2 ・さやいんげん 100g
[作り方]
- 小鯵はえらをはずしながら、はらわたをいっしょに引き抜く。
水洗いをして酒をふり、10分ほどおき、水気を充分切る。
小麦粉をつけて二度揚げにする。- 大根おろしを作り、水気を少し切る。
- 煮汁を煮立て、さやいんげんの煮汁を1/4カップほど別にとる。
煮立った煮汁に大根おろしをくわえ、1の小鯵をさっと煮上げる。- さやいんげんを青茹でにし、とっておいた煮汁で色よく煮上げる。
- 深めの器に小鯵を盛り、おろし入りの汁をかけ、さやいんげんの青煮を添える。
ポイントはここ
- 魚のえらは左右に2枚ずつ、4枚あり、食べられません。包丁の先で4枚いっしょに引き出すようにとります。その時、はらわたもいっしょにとり出せます。小鯵では、はらわたが苦くて気になるほどたくさんありませんので、無理にとり出そうとしなくても大丈夫です。無理して、形がくずれてしまわないように気をつけましょう。
えら、はらわたを抜く 下味付け 粉をまぶす
- 充分水気をとって、小麦粉をつけたら余分な粉をよく落としてから揚げます。頭から骨ごと全部食べられるように、二度揚げにします。はじめは140〜150℃、中火でゆっくり揚げます。火が通ったら、油から出します。油の温度を180〜190℃に上げ、油の中の水分を追い出し、もう一度、小鯵を入れ、余分な水気の多い油を落とし、香ばしく、さっぱりと仕上げます。
中温で 一度目の揚がり 高温で 仕上がり
- 大根おろしの余分な水気は、すし用のすだれにのせてとります。すだれのすきまから水気が自然に落ちると、水っぽくないし、ばさばさもしていないしっとりとしたおいしい大根おろしになります。
すだれの上に 自然に落ちる 煮汁にくわえる
- 大根おろしも揚げた小鯵も煮すぎはおいしさが半減してしまいます。大根おろしができたら、手早く煮揚げて仕上げましょう。
手早くくわえる サッと煮る 付け合せのさやいんげん
ちょっと一言
- 小鯵は少々下ごしらえに手間がかかりますが、血液の流れをよくするEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)を含み、骨まで食べることで、日頃不足しがちなカルシュームもとることができます。
手間を惜しまず、家族の健康のために、がんばってみませんか。- 小鯵の空揚げは他に、「南蛮漬け」「マリネ」「エスカベーシュ」「野菜のあんかけ」 にしてもおいしくいただけます。下味付けを工夫して、いろいろなアジ(味、鯵!)をお楽しみ下さい。
【野口料理学園】
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