今週 の レ シ ピ |
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電子レンジで、すし飯ができる!!
●五目炊き込みずし
[材料] -4人分-
米 2カップ(400cc) 水 2.4カップ(480cc) ◎A 酢 大さじ3 砂糖 大さじ1,5 日本酒 大さじ1 塩 小さじ1 醤油 小さじ2 ◎B ニンジン 20g ゴボウ 20g 干しシイタケ 2枚 油揚げ 1/2枚 糸昆布 少々 ◎C 酢バス、いり玉子 のり、キュウリ 紅ショウガ
[作り方]
- 米はといでザルにあげ、30分おいて水気を切る。
- ニンジン、干しシイタケ、油揚げはせん切りにする。
ゴボウは長さ3cmのささがきにして、一回、水で洗う。
糸昆布は水で洗って、2cm長さに切る、- 電子レンジで使えるふたつきの容器を用意する。
@といだ米を容器に入れ、分量の水を入れる。
AAの調味料を加え、よく混ぜ、10〜15分置く。
B用意した具を入れ、さらによく混ぜ、表面を平らにする。
Cふたをして、電子レンジに、10分かける。
D一度取り出して、しゃもじでよくかき混ぜる。
Eさらに、ふたをして、電子レンジに、7分かける。
F5分、電子レンジの中において蒸らし、大き目のボールに移し、具が全体にいきわたるように混ぜる。- 3のすしご飯を皿に盛り、Cで飾る。
ポイントはここ
- 電子レンジに限らず、炊飯器の場合も、「水加減」が大切です。今回は電子レンジについて、確認してください。
米をといで笊に揚げただけではコメの周りに水がいっぱいついています。必ず、30分、時間がなくても15分以上は水気を切ってください。
分量の水は周りの水がなくなってからの分量です。大体、米の分量の1.2倍です。
水を入れてから、10〜15分おいて今度は米に水を含ませます。- 調味料を加えてよく混ぜます。
水を切る 水に10〜15分 調味料を加える
- 用意した具を加えて、均一になるまでよく混ぜ、ふたをして、電子レンジ(600w)に10分間かけます。
用意した5種類の具 よく混ぜる
- 電子レンジから出して、ふたを開けます。熱くなっていますから、充分気を付けてください。
しっかりかき混ぜて、表面を平らにします。電子が均等に当たるように平らにすることはとても大事です。
さらに7分電子レンジにかけます。まだ、少し炊けてないところがあるように見えますが、そのまま5分置きます。
水気が残る 表面を平らに ふたをしたまま5分置く
- 直径30cm位の少し大き目のボールに出来上がったすし飯をあけ、具が均一になるように混ぜます。
それから、うちわでしっかりあおいで、熱を抜きます。☆≪C≫の作り方
◎酢バス 「花レンコン、雪の輪レンコン」を参照。薄い輪切りか、太い場合は半月切り
◎いり玉子 電子レンジで作る場合
[材料]
卵 2個
砂糖 大さじ2
酒 小さじ2
塩 少々[作り方]
@ 卵に調味料を入れ、泡立て器でよく混ぜる(泡を立てないように注意!)。
卵を混ぜる 調味料を入れてさらに混ぜる A 電子レンジに使える直径20cm位の少し淵のある皿に@を入れ、ラップをふんわりかける。
B 電子レンジ(600w)に1分間かける。
皿に卵液を入れる ラップをかける 1分かける C 電子レンジから取り出して、泡立て器でよくくずす。
D もう一度、ラップをかけて、電子レンジに30秒かける。
E 電子レンジから取り出して、直径12cm位のボールにあけ、泡立て器で細かくくずし、熱を抜く。
泡立て器でよくくずす 30秒かけてくずす ボールでくずす ◎紅ショウガ 「新生姜の甘酢漬け(ガリ)」を参照。「花梅」で赤く染めて使いました。
- 熱が抜けたすし飯を直径22〜24cmの寿司桶に全部盛り、Cで飾ります。他に器の大きさで、半量のすし飯だったり、皿に山高に盛って、「春山ずし」のような飾りつけもいかがですか。
小ぶりの寿司桶に 少し深めの器に 春山ずしのように
ちょっと一言 ブラジルで、すしの講習をしたいとき、寿司桶を持っている人はあまりいませんでした。色々と工夫をすれば、寿司桶がなくてもすし飯はできます。その一つとして、「五目炊き込みずし」【春の花ずし(炊きこみすしごはんを使って)を参照 】を提案しました。炊飯器で炊く方法です。ただし、酢を使うので、炊飯器のうち釜が加工してあることが条件です。また、ブラジルでは炊飯器を持ってない、でも電子レンジはある・・・それで、今回の五目ずしを考えてみました。 電子レンジではたくさんは作れません。2カップ(400cc)の米が適量です。ちょっとちらし寿司が食べたい時に最適です。 【野口料理学園】
§【ご意見、ご感想をお寄せください。ご質問もどうぞ。】 ichiban@kateiryouri.com
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