今週 の レ シ ピ

形がどんなでも「ロールキャベツ」!

●ジャンボロールキャベツ

ジャンボロールキャベツ [材料] -6〜8人分-

・キャベツ小1個
◎A
  豚挽き肉500g
  玉葱小1個
   サラダ油(炒め用)大さじ1
  オレガノ小さじ1/4
  卵小1個
  ブランデー大さじ1
  塩小さじ1.5
  コショウ少々
◎B
  生パン粉1カップ
  牛乳適宜
◎C
  水5カップ
  固型スープの素1個
  塩小さじ1
  にんにく1片
  ローリエ2枚
◎D
  トマトケチャップ
  スタッフドオリーブ

  [作り方]

  1. キャベツをゆでて、水に取り、熱がぬけたら、ザルにあげて水気を切る。
  2. 玉葱をみじん切りにし、サラダ油で炒め、冷ます。
  3. Aをあわせた中にBを加えてよく混ぜる。
  4. キャベツの葉の芯の部分をそぎとり、まな板の上に重ねながら、30cm×20cmくらいの長方形に敷き、3を棒状にまとめてのせる。
  5. キャベツの葉で肉をしっかり包み、タコ糸でしばる。
  6. 深い鍋に5を入れ、Cを加え、弱火でゆっくり煮込み、途中で一度返す。
  7. キャベツが充分柔らかく煮えたら、取り出し、タコ糸を取り除き、2cm厚さくらいの輪切りにし、皿に盛り、中央にケチャップをかけ、スタッフドオリーブを飾る。

ポイントはここ
  • キャベツは芯を抜き取るようにして(1)、熱湯に葉先が上に来るように入れてゆでます(2)。
    根元が少し柔らかくなってきたら、根元が上になるように返し(3)、木杓子で広げるようにしながらゆでます(4)。
    芯が柔らかくなってきたら冷水にとり、冷まします(5)。

    (1) (2) (3) (4) (5)

  • 玉葱のみじん切りはしんなりするまでよく炒めて、熱をぬいてから加えます。
  • AとBを均一になるようにしっかり混ぜます。

    玉葱を炒める A・Bをしっかり混ぜる

    芯をそぎ取る

  • キャベツの芯はそぎとり、平らにします。芯を切り取ってしまいますとキャベツが2つに裂けてしまいやすいので、必ずそぎとります。
    中心に近いとキャベツの芯も小さくなり、あまり気になりませんので、その場合はそぎとらなくてもいいでしょう。
  • まな板の上に葉を重ねながら並べていくときはなるべく水気を取りましょう。
  • 葉は少しずつ重ねるように、すきまなくおいて、30×20cmくらいにします(1)。
  • 肉は中に空気が残ってないようにしっかりと棒状にして葉の上におきます(2)。
  • 葉で包んだ状態で20cmくらいの長さになりますので、できればタコ糸でしばって形を整え(3)、そのタコ糸に菜ばしをとおして鍋に入れます。
  • Cの煮汁は目安です。鍋の大きさにもよりますが、ロールキャベツにかぶる程度の煮汁は必要です。ふたをして、ゆっくり煮込みます(4)。

    (1) (2) (3) (4)

  • タコ糸をはずして2cmくらいの厚さに切り分け、大皿に盛り、中央にトマトケチャップを搾り出し、その上にスタッフドオリーブを飾ります。

    タコ糸をはずす 大皿に盛る

ちょっと一言
  • 1枚のキャベツの葉で肉を包んだ「ロールキャベツ」はご存知でしょう。どんな形の葉でも工夫して組み合わせることで調理することはできます。
    たまには、大き目の葉を外側に、中心の小さいものは内側にして大きく一つに作ってみてはいかがですか。
  • 大きく作りたくても煮込む鍋がないという場合は2つにしてみてください。たぶん、長さが10〜12cmでしょう。そのときはタコ糸でしばらなくてもフライ返しや木杓子であつかえると思います。
  • 今回はソースとしてトマトケチャップをつかいました。煮汁を使って「ロールキャベツ」のソースも参考にしてみてください。
  • スタッフドオリーブは塩味がきいていて、少し薄味に煮込んであるこのロールキャベツをよりいっそうおいしくしてくれます。
  • 煮汁がたくさん残ります。カレーライス、インド風チキンカレー、ナスのカレー、ドライカレー、ハッシュライス、洋風寄せ鍋、ミネストローネなどのスープストック(洋風の出汁)として使ったらいかがでしょうか。色々な味わいがあって、そのとき限りではありますが、おいしい料理ができます。ぜひ、最後まで全てをおいしく召し上がってください。
【野口料理学園】

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§【ご意見、ご感想をお寄せください。ご質問もどうぞ。】  ichiban@kateiryouri.com


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