今週 の レ シ ピ |
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フランス料理専科のレシピから
●人参のスープ(スープ クレシ―)
[材料] - 4人分-
人参 100~150g 玉ネギ 1/4個(50g) ハム 30g バター 大さじ1 水 3、5カップ 米 大さじ2 塩 小さじ2/3 胡椒 少々
[作り方]
- 人参は大き目の乱切りにする。
- 玉ねぎとハムはみじん切りにする。
- 米は洗って水を切っておく。
- 厚手のなべにバターを溶かし、玉ねぎを透き通るまで炒め、ハムを加えてさらに炒める。
浮かし身として、大さじ2杯分とっておく。- 4の鍋に人参・水・米を加え、塩。胡椒をして、弱火で30分くらい煮る。
- 5をミキサーにかけ、鍋に戻し、火にかけて温め、塩・胡椒で味をととのえる。
- スープ皿に盛り、とっておいた4の浮かし身を入れて食卓に出す。
ポイントはここ
- 玉ねぎとハムのみじん切りを炒めた後、忘れずに、「浮かし身」の分を取り出しておきます。
- 米でとろみをつけますが、日本の米は粘りが強いので、「インディカ米」よりは少なめになっています。
また、「ごはん」を炊くとき、芯が切れるまで、20分以上はかかります。したがって、沸騰したら、弱火でゆっくり、少なくとも30分は煮ます。
炒めて大さじ2を浮かし身に 人参と米を炒める
水で30分煮て ハンディミキサーでなめらかに
- 味付けは塩・胡椒だけですが、人参、玉ねぎ、ハムからの味がおいしさにつながってます。
- 浮かし身は他に、クルトン、塩味のクラッカーなどでも、もちろんおいしくいただけます。
ちょっと一言
- 「人参のスープ」は フランスでは「ポタージュ クレシ―(Potage Crécy)」と言います。名前の由来は、「クレシ―」が北フランスの人参の産地で、この地域で採れたニンジンが最高と言われているからです。
- ここでは水だけで煮ていますが、もちろんブイヨンを使ってもいいでしょう。生クリームや牛乳を加えて、クリーム系に仕上げることもあります。
ニンジン以外にポテト、玉ねぎ、蕪などをいっしょに煮たり、熱いままで調理されることもあれば、冷製スープとして調理されることもあり、いろんな作り方があります。「私の人参スープ」をつくってみてください。- 最近は鍋の中でミキサーの働きをする「ハンディータイプ」のミキサーがあります。今までのミキサーはその容器にかける物を移して、滑らかになってらまた鍋に戻すものでしたが、その手間が省けます。「パンプキンスープ」、「トマトスープ」、「ポテトスープ」、「冷製ポテトスープ」、「ガスパッチョ」などの調理にもとても便利です。
パンプキンス^プ トマトスープ ポテトスープ
冷製ポテトスープ ガスパッチョ
【野口料理学園】
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