ケールの炒め方をちょっと変えて
●豚肉とケールの炒め物
[材料] - ４人分-
| | ・豚もも肉 | ２００ｇ |
| | ◎Ａ | |
| | 醤油 | 大さじ１ |
| | 酒 | 大さじ１ |
| | 片栗粉 | 大さじ１ |
| | ・ケール | ３００ｇ |
| | ・炒め用油 | 大さじ２ |
| | ◎Ｂ | |
| | 塩 | 小さじ１ |
| | 湯 | １カップ |
| | ・生姜 | １かけ（５ｇ） |
| | ・炒め用油 | 大さじ２ |
| | ◎Ｃ | |
| | 酒 | 大さじ１ |
| | 醤油 | 大さじ２ |
| | うまみ調味料 | 少々 |
[作り方]
- 豚肉は一口大（ひとくちだい）に切り、Ａで下味をつける。
- ケールは中心の硬いところを切り取り、薄切りにし、葉の部分は２～３ｃｍ角にきり、それぞれ分けておく。
- 中華鍋を熱し、油を入れ、ケールの細かく切った固い部分をを入れ、手早く炒め、色が変わったら葉を加え、さらに炒める。
Ｂを加えてボールでふたをして１～２分蒸し煮にし、ざるにとって、水気を切る。
- 中華鍋をサッと洗い、火にかけて乾かし、油を熱する。
- みじん切りの生姜（しょうが）と豚肉を入れ、中火で炒め、ケールをもどし、強火にしてサッと混ぜ、Ｃで調味して火を止め、盛り付ける。
- 豚肉の下味は、醤油、酒をよくもみ込んでから片栗粉をまぶします。
- 中心の硬いところと葉では火の通りがちがいますので、切り方を変えて、分けておきましょう
中心の固い部分を切り取る
部分によって切り方を変えて分けておく
- 固い部分を炒め、油が回ったら、葉の部分を加えて油で炒めます。塩を溶いた湯を加え、ふたをして、蒸し煮にします。蒸し煮の時間は１～２分程度。 葉の部分が柔らかくなったらザルにとって、よく水気を切ります。
固い部分を炒める
葉を加える
塩と湯を加える
ボールのふたをして蒸し煮
ざるにとって水気を切る
- 豚肉を炒めて、ケールをもどしたら、まず酒を加えます。この時酒は鍋肌を伝わるように加えます。熱くなっているので、アルコール分が飛び、酒のうまみが残ります。そのあと醤油を加えてください。
豚肉と生姜を炒める
ケールを戻す
- ケールの炒め方を、はじめ、「豚肉と小松菜の炒め物」の小松菜のように、塩を入れた油で炒めてみましたが、思ったほど、柔らかくなりませでした。そこで、次は「牛肉のオイスターソース炒め」の付け合わせのほうれんそうのように、油で炒めた後、塩を溶かした湯を加えて蒸し煮にしてみました。今度はおいしくいただける柔らかさになったと思います。
ブラジルではできるだけ細く切って、油で炒め、フェジョアーダの付け合わせが多いのですが、こんな食べ方もできます。ニンニクと塩胡椒の味付けではなく、生姜と醤油・酒もおいしさは変わりません。ぜひ試してみて下さい。
- ケールについては「ケールのソテー」の「ちょっと一言」をお読みいただければ幸いです。
【野口料理学園】
